XenCenterのインストールです。 XenServerはハイパーバイザなので、そこでGUIデスクトップ環境を広げてどうこうと操作はできません。まあ一種のOSには違いなく(RHLベース)、ある程度の操作はできますけど。 |
基本的に各仮想OSを入れたり、管理したりはコマンドベースでXenServer本体から行う(Xen固有のコマンドが使えます)か、XenCenterというWindowsで動作する管理用ソフトウェアを使用すれば、GUIベースで操作でき、またいろいろな機能が活用できます。 これはXenServer以外のWindows PCを使用するので、うちでは主力のWindows Vista PCにXenCenterを入れることにします。 |
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citrixのWebサイトでダウンロードしてきた FREE_XenServer-5.5.0-XenCenter.msi を実行します。 |
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Next |
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とっととNext |
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すべてのユーザで使用する場合「All Users」 今ログオンしているユーザだけで使う場合は「Just Me」 を選択してNext |
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これだけです。 簡単ですねっ! |
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起動するとこんなロゴマークが出ます。 確かに5.5ですね。 |
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最初に対象となるXenServerのホスト機を聞いてきますので入力します。 ユーザはrootで。 ちなみにひとつのXenCenterで、複数のXenServerホストを管理できます。これが無償とは・・・。 VMWAREだと複数管理は有償になります。 |
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はじめてXenServerのホストに接続すると、このようなライセンス・アクティベーションの画面が出てきます。 ただインストールしただけの状態だと、これは30日間だけの「体験版」となってしまいますね。 ここはアクティベーション手続きを取ります。 この画面右の「Activate…」という思わせぶり? なボタンをクリック。 |
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CitrixのWebサイトに接続され、アクティベーションの入力画面となります。 必要事項を入力し、送信(左図では切れていますが、下図のような内容で、Yesをチェックし、「Regist Activation」ボタンをクリック)します。
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Citrixから折り返し英文メールが(すぐに)届きます。 ここで添付されているファイルが重要です。 このファイル(license.xslic)をHDDに保存しておきます。 ここで注意:保存する際、フル・パスの中に日本語の文字が含まれると後の処理がうまくいきません。そうならないフォルダに中に入れておきましょう。 |
#現時点(2009/07/04現在)で、XenServerを活用する際の一番のネックはこの辺りでしょうか? まだ日本語環境に十分対応できていません。 それはファイル名やパス、そしてXenCenterのユーザ・I/Fの部分(XenCenter旧版は日本語版があります)もそうですが、例えばサポートやメール、更に認定資格もそうです。 XenCenter5.5については近々(7月)日本語化するという情報は聞いていますし、citrix JapanのWebサイトでも日本語のフォーラムなどが立ち上がっています。 また企業に対するcitrixのサポート窓口はあるようです。しかし、VMWAREやMicrosoft(Hyper-V)に比べて立ち遅れている部分は、ローカリゼーションをはじめとする(=だけでなく)まさにこの「日本語」の問題でしょう。 #もちろん、英語をまったく苦にしない人は問題ありません(^^)。 |
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さて、話は戻って、アクティベーションです。 XenCenterのメニューから「Server>Install license Key…」という項目を選択しましょう。 すると、ファイル選択ダイアログが開くので、 さきほど保存しておいたライセンス・キーファイル(license.xslic)を選択し「開く」をクリックします。 これで、アクティベーションは終了です。 |
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終了後、左記のようにXenServer機の「General」タブから情報を表示し、「License Details」の「Expiry date」の日時を確認しておきましょう。 1年後くらいになっているはずです。 また1年後にアクティベート手続きをすることになります。 まぁ、無償だし(^^)。案内メールは来ると思いますが忘れないようにしておきましょう。 左記の画面はいつでも確認できます。 |
さあ、次はいよいよ仮想OSのインストールです。最初に来るのは・・・・・のOSです(^^)。 だってインストーラがそう言ってました・・・。 |
Contents
仮想化以前の悲惨なPC乱立状態 |
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仮想化ソリューションの選定、ハード選択、仮想化構想 |
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Intel-VT対応のCPU換装。Intel-VTの設定方法 |
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XenServerのダウンロードとインストール |
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XenCenterのインストールとXenServerアクティベーション |
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仮想OSのインストール Windows xp(SP3) 準仮想化 |
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ISOファイルを使用した仮想OSのインストール Fedora11 x64完全仮想化 |
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ここまでのインプレッション |
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LinuxのPCからも仮想OS(特にWindows xp)を使えるようにしました。 |
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と書いた矢先、そのPCが壊れたので、シンクライアント? |
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P2Vでドッカーン☆ |
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V2Vは順調に |
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