さて、それでは仮想化への検討を・・・・・・・・・・・・・。
仮想化する為の環境はいろいろあります。一番メジャーなのがVMWAREで、オープンソースから出たXenやVirtualBox、マイクロソフトのHyper-Vなど、今や華やかな仮想化市場です。しかし、統合したいものの大半がサーバ機能だし、ここはサーバ機能を重視（デスクトップ作業はVista機からリモートデスクトップでつなげばよい）、そしてやはり個人ユースなのでコストは抑えたい。
何せ、
地球環境に
手を仮想化!?
ですから。
そうなると、オーバヘッドの小さいハイパーバイザ型がいいということになります（Hyper-Vは高いから考えない、サヨナラ・・・・）。
当初、VMWARE ESXiを第一候補に考えていました。しかし何やらVMWAREは機種によりかなり癖があるという印象を受けます。
それとCitrix社のXenServerが先ごろ無償化されました。厳密にはVMWARE ESXiのオーバヘッドが小さそうですが、いろいろ考えた挙句、
XenServerにしよう！！
と決めました。Intel-VT(-x)やAMD/VのようにCPU仮想化支援機能と最新版（XenServer5）がよく連携していることがひとつ。
新たにマシンを入れるとするか・・・。CPUは対応しているものを選べばいい訳です（という言い訳！？）。
ここのところの状況をみていると、Oracle VMにしてもXenベースですし、またXenのツールがMicrosoftのHyper-Vにも対応など、市場でのXenの勢いが盛んです。まあ、RedHatがXenからKVMへシフトするなど、Xenの追い風ばかりではないのですが。
でも、とりあえずXenServer。Webで公開されているドキュメントも分かり易い。
|
実は、既に前のページで書いていますが、Windows VistaのPCには既にデスクトップ仮想化ソフトウェアMicrosoft Virtual PC 2007が入っていて、Windows7RCなどはそれで使用しています。「それで十分やん？」と考える向きもあると思いますが、確かにちょこちょこっと触れてみる体験にはこれで構いません。 |
しかし仮想化というのはコンピュータの資源を分割して使用するのでメモリ２GBを分割して使用するとすれば、たまにもうひとつ仮想OSを稼働させるのが実用上精一杯というのが実際です。とてものこと、常に複数OSを立ち上げておくことが出来るシロモノではなく、この辺りがデスクトップ型仮想化ソフトウェアの限界でしょう。 |
|
▲デスクトップ上で動作する仮想OS（Windows Vista上にてVirtual PC 2007でWindows7(RC)を動作させた例：マルチディスプレイの左側の赤枠） |
|
|
|
それで、マシンはサーバ機にしよう。
過去に仕事で何度か調達したことがあり、価格も手ごろで、かつ仕事場でも今回縁があったので、サーバ機はDell PowerEdge T100にしました。 仕事場にはラックがありますが、自宅にはなく(^^)、シェルビングの中に収納するのでタワー型です(大体ラック型は騒音対策が皆無に等しく、自宅に置くつもりなし)。 ただ、DELLはトータルでは安いのですが、例えばCPUにXeonを採用する場合は、DELLは高価で、取りあえずデフォのCPUつきで発注したとしても、それとは別途調達した方が安い。ということで、Xeonは別途調達しました。何せDELL通販でXeon選択すると4万以上デフォよりプラスされるが、ネットでは2万円台でXeonを売ってます。 ＧＷ明けくらいに発注し、5月末には自宅に届きました。同じ日にXeonプロセッサも到着。 |
今回のサーバです。仮想化の構想も。
|
ＰＣ |
環境 |
構想内容 |
|
XenServer 5(無償仮想化ソフト) Xeon X3330 QUAD-CORE 2.66GHz 6M FSB1333
HDD 250GB×2(RAID1) |
|
Contents
|
仮想化以前の悲惨なPC乱立状態 |
|
|
仮想化ソリューションの選定、ハード選択、仮想化構想 |
|
|
Intel-VT対応のCPU換装。Intel-VTの設定方法 |
|
|
XenServerのダウンロードとインストール |
|
|
XenCenterのインストールとXenServerアクティベーション |
|
|
仮想OSのインストール Windows xp(SP3) 準仮想化 |
|
|
ISOファイルを使用した仮想OSのインストール Fedora11 x64完全仮想化 |
|
|
ここまでのインプレッション |
|
|
LinuxのPCからも仮想OS（特にWindows xp）を使えるようにしました。 |
|
|
と書いた矢先、そのPCが壊れたので、シンクライアント？ |
|
|
P2Vでドッカーン☆ |
|
|
V2Vは順調に |
|
| トップページへ |